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TMRからのお知らせ

弊社代表が、亀山八幡宮「氏子だより」(第89号)に寄稿しました

山口県下関市を代表する関の氏神「亀山八幡宮」の氏子だより第89号に、弊社代表がコラムを寄稿しました。

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「捉え方」の時代に

株式会社ザメディアジョン・リージョナル 代表取締役
創業支援カフェKARASTA.(カラスタ) 代表
北尾 洋二(きたお ようじ)

 言うまでもなく「このような」状況下において、話題の中心になるのは「見えない相手」である。21世紀に入り、早20年近くが経とうとしている。「21世紀は、価値観が多様化し、心の時代になる」と叫ばれていたが、心もウイルスも見えない。
 インターネットが無くてはならないインフラとなり、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)によって、個人単位で情報発信ができる社会となった。一見便利に見えるが、より複雑化した社会となったのは、周知の通りである。
 冒頭の「このような」状況下において、情報だけが無秩序に発信されている現状がある。そういった今だからこそ「心の時代」と捉え、情報の受け手側、すなわち個人自らの感性(受け手の感情)を大事にしたい。これは「メディアリテラシー」と言われるが、簡略すると「情報の捉え方」である。
 日常に追われながらも、「このような」状況下こそ、素直に自らの心に手をあて、人や社会との関係性を見つめ直し、災厄による社会の混乱にどう立ち向かうか。「捉え方」次第で、その先の未来は大きく変わるであろう。

亀山八幡宮「氏子だより」第89号
(令和2年7月1日発行)